事例・コラム
Column
エポキシレジンを使って木材の節抜けを美しく補修する方法

こんにちは、塗創課のMです。
木工作業をしていると、時折こんな風に穴が開いた木材に出会います。

いわゆる「節抜け(ふしぬけ)」ですね。
見た目は好みが分かれるところですが、テーブルなど用途によっては穴が開いていると困ることもあると思います。
かといってパテで埋めると、いかにも「補修しました」感が出てイヤだという方もいらっしゃいますよね。
そんな厄介な節抜けを、まるでプロが仕上げたかのように美しく、そして手軽に補修できるのが、大谷塗料が自信を持っておすすめするエポキシ樹脂「ワルツエポキシレジン」です。
今回は、この「ワルツエポキシレジン」を使った、木材の節抜けを埋める具体的な手順をご紹介します。
見る方が早いということで早速始めていきます。
今回はこの基材の直径1.5㎝×厚み1㎝ほどの節を埋めていきます。
①まず、裏面を養生テープで穴をふさぎます。

②ワルツエポキシレジンを主剤:硬化剤=2:1で混ぜ合わせます

荷姿 27㎏セット、3㎏セット

③2液の境界部分の筋が消えて、全体が透明になるまで混ぜます。
透明になったと思ったら、樹脂を別の容器に移し変えてまた混ぜるとよく混ざります。


④混ざったら、節に流し込んでいきましょう。
木にしみこんでいくので、徐々にかさが減ります。
少し時間をおいて、継ぎ足ししましょう。


⑤ちょっとあふれてしまいましたが、硬化後、研磨でフラットに。


⑥硬化後は上から塗装も可能です。
今回はウレタン塗料で仕上げを行い完成です。

(余談)レジンに専用の着色剤を使えば色付き仕上げもできます。
写真上の節は黒、下は青色に着色しています。

コラムを読んでいただきありがとうございました。
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ではまた。
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この記事を書いた人:塗創課 M
マニアックな視点に定評のあるライター。業務では調色、見本作成を通した塗装提案を担当。毎日3人の息子の子育てに追われています。