よくあるご質問

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「VATON-FX」
についてのご質問

    • 「VATONプラス」や「水性バトンプラス」にはF☆☆☆☆証明書が無いということですが、内装用として使用した場合、人体に害はありませんか?
      人体への害につきましては個人差がございますので、一概にお答えいたしかねます。
      各製品のカタログに、安全性についての記載がございますので、ご参照いただき、お客様にてご判断いただきますようお願いいたします。
      ※「VATONプラス」や「水性バトンプラス」が分類される「木材保護塗料」は、塗料の定義上、F☆☆☆☆登録を行うことができません。

    • 「VATONーFX」の上に2液ウレタン塗料は塗装できますか?
      条件付きで可能です。
      「VATON-FX」塗装後、「VATON-FX2液ウレタンシーラー」を塗装することで、弊社の2液ウレタン塗料を重ね塗りすることができます。
      「VATON-FX」に直接2液ウレタン塗料を重ね塗ると、密着不良などのトラブルの原因になりますので、お控えください。

    • 「VATONーFX」の上に「水性VATON-FXシリーズ」は塗装できますか?
      塗装できません。
      密着不良などのトラブルの原因になりますので、お控えください。
      水性VATON-FXシリーズ」の着色は、「水性VATON-FX」をお使いください。

    • 「VATON-FXフラット」に70%艶消しなど、カタログに記載のない艶消しはありませんか?
      カタログに記載のない艶消しラインナップはございません。
      お客様にて、「VATON-FXフラット」同士、あるいは「VATON-FXトップクリヤー」と混合して艶を調整いただくことは可能です。
      例:「VATON-FXフラット半艶消し」と「VATON-FXフラット全艶消し」を1:1で混合すると、75%程度の艶消しになります。
      混合する際は、艶消し剤の沈降がないように、充分に攪拌した上で行って下さい。

    • 「VATON-FXフロアー」に希釈は必要ですか?希釈する場合、シンナーは何を使えばいいですか?
      基本的には希釈無しでご使用いただけます。
      希釈する場合は、「VATON-FXフラット専用シンナー」を塗料重量に対して10~20%配合してお使いください。

    • 「VATON-FX」を塗装した面が乾かないのですが、どうすればいいですか?
      塗装後24時間たっても乾かない場合は、次の工程へ進まずに、時間をおいて充分乾燥させて下さい。この時、乾いていない塗料をウエス等で軽く拭き取ると、改善する可能性が高まります。
      塗布量が多すぎたり、重ね塗りを行なう際の乾燥時間が不十分だと、乾燥が著しく遅くなる恐れがございます。
      また、塗装する木材の種類や吸い込み、温度や湿度でも乾燥時間は異なりますので、ご不安な場合は弊社までお問合せ下さい。

    • 「VATONプラス」と「水性バトンプラス」では、どちらが耐候性がいいですか?
      同等程度です。
      作業性や臭気の観点から、状況に合わせてお選びください。

    • 「水性バトンプラス」と「ソワードステイン」では、どちらが耐候性がいいですか?
      ソワードステイン」です。
      一例として、促進耐候性試験1000時間の結果では、「水性バトンプラス」などの浸透型木材保護塗料と比べて、⊿E値(色差の評価)で1.5~3倍程度低い(変退色の度合いが小さい)という結果が出ております。
      ただし、木目の残り方などの仕上がり感が異なりますので、状況に併せてお選びください。

    • 「VATON-FX」は各容量で何㎡塗装できますか?
      以下の通りです。
      0.6kg: 1回塗り20㎡、2回塗り10㎡
      3kg: 1回塗り100㎡、2回塗り50㎡
      13kg: 1回塗り440㎡、2回塗り220㎡

    • 「VATON-FX」について、カタログ(見本帳)と実際に塗装したのと色が違うのですが…
      「VATON-FX」は浸透タイプの着色剤のため、木材の種類や塗布量の違いなどによって仕上がりが異なる場合がございます。
      詳しくはこちらのコラム①コラム②をご参照ください。
      ご不安な場合は弊社までお問い合わせください。

    • 「VATON-FX」を塗料用シンナーで希釈して使用していいですか?
      メーカーとしてはお勧めいたしません。
      樹脂分等の比率が低下することにより、本来の性能が発揮されなくなります。
      色の濃度を調整する場合は、「VATON-FX #501透明」をご使用ください。

    • 「VATON-FX」を現場で調色したいのですが、できますか?
      現場でVATON-FX標準色同士を混ぜ合わせて、調色することが可能です。
      例:ライトオーク:ウォルナット=1:1 等
      詳しくはこちらのコラムをご参照ください。

    • 「VATON-FX」を塗装する際のお勧めのツール(塗り方)を教えてください
      刷毛、ローラーはもちろん、コテ刷毛での塗装も可能です。
      塗装後は仕上がりに応じて、ウエス(布)にて拭き取りを行ってください。(乾燥不良回避のため、内装での塗装では拭き取りを行ってください)
      工場で板材を大量に塗装する場面などでは、容器に溜めた塗料に浸して塗装する「ディッピング塗装」も有効です。詳しくは弊社までご相談ください。
      ※本品を含め、油性系塗料は自然発火のリスクがございます。詳しくはこちらの資料をご確認ください。

    • 「VATON-FX」の着色が薄い。濃くするにはどうすればいいですか?
      材種や色目によっては、お望みの色濃度にならない場合もございます。
      その場合は、濃色タイプの「VATON-FX ウッドプロ」をご検討ください。
      ※「VATON-FX」の容器底を棒でさらい、色成分の沈降が無いかも念のためご確認ください。
      ※塗布量を増やして濃くしようとすると、乾燥が著しく遅くなる可能性がございますのでお控えください。

    • 自然塗料の指定に対して、「VATON-FX」は使えますか?
      どういう所が自然系なのでしょうか?自然塗料とは違うのですか?
      ご使用いただけます。
      「VATON-FX」は自然由来の成分を使用しており、多くの使用実績がございます。
      「自然塗料」「自然系塗料」の明確な定義はございません。
      弊社としては「自然由来成分100%ではなく、石油系原料も配合している」塗料は、自然系と表現しております。

    • 「VATON-FX」は1回目を塗ってから何時間おけば2回目が塗れますか?
      23°C程度の気温下で16時間以上の養生を推奨します。
      気温、塗布量によって乾燥時間は変動します。
      所定の時間を超えても乾燥していない場合は余分な塗料をウエス等で拭き取るなどして、乾燥するまで養生してください。

    • 「VATON-FX」は塗装後に拭き取りをした方がいいですか?
      木目(杢理)を強調したい場合は拭き取りを行うことをお勧めします。
      一方で、全体的に色を揃えたい場合は拭き取りを行わないことををお勧めします。
      ただし、屋内塗装の場合、拭き取りを行わないと乾燥不良になるケースもありますので、懸念される場合は拭き取りを行ってください。

    • オイル系の塗料は自然発火することがあると聞きましたが、「VATON-FX」も自然発火しますか?
      塗装した木材が自然発火する心配はありませんが、塗料をふき取ったウエスなどは自然発火する場合があります。

    • ラワン合板に「VATON-FX」を塗装後、アク止めができる塗料がありますか?
      アク止め専用ではありませんが、「VATON-FXトップクリヤー」などの造膜型塗料を上塗りすることで、アクの表出を抑制することが可能です。
      「VATON-FX」等オイルフィニッシュで仕上げたい場合は、着色前に水拭き等でアクをふき取ることを推奨します。

    • 屋内で「VATON-FX」を塗った面にカビが生えてしまったのですが、防カビ剤は入っていないのですか?どう対処したらいいですか?
      「VATON-FX」は安全性に重きを置いた塗料ということもあり、防カビ等の薬剤は配合されておりません。
      着色を行う場合、元々木材表面に存在していたカビが、着色により目立ちやすくなり、短期間でカビが発生したように見えるケースも確認しております。
      カビへの対処方法としては、市販のカビ取りハイター(主成分が次亜塩素酸ナトリウムのもの)やエチルアルコールを含ませた布で表面を拭き掃除することが挙げられます。
      カビ取りを行って着色が薄くなった場合は、表面が乾燥した後でVATON-FXを塗装して色を調整してください。
      塗装によりカビを防ぎたい場合は、防カビ剤が配合されている「VATON CLT・集成材専用保護剤」や「水性バトンAF-01]をご検討ください。
      ※いずれの塗料も、カビの発生を完全に防ぐものではありません。

    • 「VATON-FX」と「VATON」は何が違いますか?
      「VATON-FX」はこちらの製品正式名称です。(バトンエフエックスと読みます)
      「VATON」は上記製品の略称として用いられる場合があります。

    • 「VATON-FX」は屋外に使用できますか?
      ご使用いただけますが、注意点がございます。
      ① 「VATON-FX」は防カビや防腐などの薬剤を配合しておりません。それらの保護効果を重視される場合は「VATONプラス」等の木材保護塗料をお勧めいたします。
      ※とはいえ、「VATON-FX」の塗装により木材への水の浸透は抑制されますので、無塗装の木材と比べると比較的腐れやカビは発生しにくくなることが期待できます。
      ② ①の通り、「VATON-FX」は「木材保護塗料」ではありませんので、「JASS18M307 WP仕様」には該当いたしません。
      ③ 特定の色目は屋外で使用すると退色しやすいため、使用をお控えください(色一覧にて「※屋内用」と記載されている5色)

    • 「VATON-FX」を用いて外装の透明仕上げをしたいのですが?
      軒裏など紫外線があたらない箇所を除いて、外装での透明仕上げはお勧めしておりません。
      透明仕上げでは紫外線による基材の劣化が抑制できないためです。

    • 「VATON-FX」を拭き取りした後のウエス(布)はどう処分すればいいですか?
      塗料が浸み込んだウエスや新聞紙等は、発熱・発火の恐れがある為、充分に水で浸し、廃棄してください。
      また、使い終わった塗料の廃液や洗い液は各地方自治体で定められた条例に従って処分してください。

弊社塗料全般
についてのご質問

    • 屋外用ウレタンクリヤー塗料について、1液タイプと2液タイプではどちらが耐候性が高いですか?また使い分けをどうすればいいですか?
      1液タイプ:「外部1液油性ウレタンクリヤー 」、2液タイプ:「セーフティワルツ ネオデラック6060」について、耐候性が高いのは「セーフティワルツ ネオデラック6060」です。
      その他、「セーフティワルツ ネオデラック6060」は塗膜が紫外線で黄変しないというメリットがございますが、比較的塗料価格が高く、2液混合作業の手間や、塗膜研磨に湿式サンドペーパーの用意が必要というデメリットがございます。
      これらを総合して、状況に併せてお選びください。

    • ウッドデッキに塗れる塗料はありますか?
      VATONプラス」「水性バトンプラス」「ソワードステイン」を塗装いただけます。
      防腐防カビ等の薬剤が含まれない塗料で塗装したいお客様には、「VATON-FX」や「水性VATON-FX」を採用いただくケースもございます。
      いずれの塗料を選定される場合も、壁などへ塗装する場合と比べると、メンテナンス頻度は短くなりますのでご留意ください。(歩行による塗膜の摩耗が起こるためです)

    • 飲食店などのカウンターに塗れる、熱に強い塗料はありますか?
      求められるレベルによりますが、現場塗装では、溶剤タイプ:「セーフティワルツ ネオデラック2020FF」、水性タイプ:「ソワード2液トップクリヤー」の採用が多いです。
      いずれの塗料も、熱い飲み物が入ったコップ(70~80℃想定)を置いた時の「輪じみ」や、うち傷・擦り傷がつきづらいため、飲食店のカウンターに適した塗料です。
      使い分けのご参考として、「セーフティワルツ ネオデラック2020FF」の方が耐熱性や耐摩耗性が高いですが、「ソワード2液トップクリヤー」は臭気がほぼ無く、消毒用アルコールでの拭き掃除でも比較的艶が変化しにくいです。状況に併せてお選びください。

    • 箸や器など、木製食器に塗れる安全な塗料はありますか?
      木製食器の塗装へのご採用実績が多い塗料は「セーフティワルツ ネオデラック2020FF」です。
      ただし、注意点がございます。
      ・従来は、「食品衛生法」※に適合している塗料であれば、食器へ塗装することができました。※食品衛生法・食品、添加物等の規格基準(昭和34 年厚生省告示第 370 号)
      しかし、令和2年に厚生労働省から「ポジティブリスト」という新しい制度が施行され、食品用器具及び容器包装(直接食品と接触する箇所)へのご使用は、「食品衛生法」適合のみでは基本的に不可になっています。
      ・現時点で「ポジティブリスト」の内容は確定されておらず、あくまで暫定とされています。「セーフティワルツ ネオデラック2020FF」は、現在のリスト内容には適合していますが、今後内容に変更があった場合は、不適合となる可能性がございます。

    • 公共工事塗装仕様書に則った仕様書はどこで閲覧できますか?
      製品一覧」ページの各塗料について、「仕様書・他資料」のボタンをクリックすると、閲覧いただけます。※現場塗装製品のみ

    • 製品のSDSやF☆☆☆☆証明書、設計価格はどこで閲覧できますか?
      製品一覧」ページの各塗料について、「仕様書・他資料」のボタンをクリックすると、閲覧いただけます。

    • 塗料の希釈シンナーはどれを選べばいいですか?
      塗料により異なりますので、各塗料の製品カタログに記載の塗装仕様書をご確認ください。

    • JASS適合を証明する書類はありますか?
      塗料によってはご用意可能です。
      ご希望の塗料名やJASS番号と共に、お問合せフォームよりご依頼ください。

    • 塗料のサンプルや色見本は取り寄せできますか?
      お取り寄せいただけます。
      専用のご請求フォームよりご依頼下さい。
      ※現場塗装製品以外のご依頼や、数量によってはお断りさせていただく場合がございます。

    • 「ウッドシーラー金剛」「ラッカーサンディング金剛」「ラッカークリヤー金剛」にはF☆☆☆☆証明が無いのですか?その理由は何故ですか?
      これらの製品はJISマーク(JIS K5531またはJIS K5533)表示品であり、JISマーク表示品は日本塗料工業会の自主管理対象外となりますので、F☆☆☆☆証明書を取得できません。
      JIS規格ではF☆☆☆☆の基準も満たしておりますので、F☆☆☆☆相当である証明にご使用いただけます。

    • 塗料の使用期限どのくらいですか?
      塗料種や保管環境によりますが、未開封の状態でおおむね半年から1年が目安です。
      涼しく換気のよい場所にて、直射日光を避けて保管してください。
      開封後はお早めにお使いください。

    • 余った塗料の処分はどのように行えばいいですか?
      自治体によっては、古紙やキッチンペーパーなどに塗料を塗り広げて完全に乾かし、その後燃えるゴミや一般ゴミとして捨てる方法が推奨されています。(その際、自然発火にはご注意ください)
      大量の塗料が残っている場合は特別な処分方法が必要となることがあります。
      お住いの自治体のルールを必ずご確認の上、正しい方法で処分をしてください。

    • JASSの認定書のような書類はありますか?
      自社試験にて、JASS各仕様の試験を行った技術資料、相当品証明はございます。
      ご入用の際はお手数ですが問合せフォームよりご依頼ください。
      ※JASSについては「JIS認定書」や「F☆☆☆☆証明書」のように、特定の機関から認定書が発行されるものではありません。そのため弊社では自社にて規格に則った試験を行い、その試験結果を以てJASS規格適合品であることのご説明を行っております。(2025年
      3月現在の状況をもとにした記述です)

    • 不燃塗料を塗りたいのですが、何を選べばいいですか?
      まず前提として、無処理の木材に塗装して「不燃認定」が取得できる塗料は、2025年3月時点で市場に存在していません。
      「不燃処理木材に塗装して白華現象を抑制する」塗料はございます。ただし、不燃認定の面及び白華現象抑制効果の発揮の面で、工場での塗装が前提になります。(6面塗装・塗布量管理)詳しくは弊社までお問い合わせください

    • 巾木など、○○m(メーター)あたりの設計価格の出し方はどうすればいいですか?
      ㎡あたりの設計価格の半値が参考設計価格です。
      例:設計価格が1,100円/㎡の場合、550円/m
      ただし、施工面積300㎡以上且つ新築で同一色を基準とした場合且つ30㎝幅以下の価格です。

    • 300㎡以下の設計価格の出し方はどうすればいいですか?
      塗装面積が300㎡を下回りますと、人件費等塗料以外の要素が占める割合が大きくなりますので、弊社では設定しておりません。
      お手数ですが、工事関係者様にて協議の上、設定ください。

    • 『クリヤー塗装』をしたい場合、どの塗料を選べばいいですか?
      「クリヤー塗装」に明確な定義はなく、人によって解釈は様々です。
      例えば着色剤の「透明色」を指す場合や、造膜系塗料の「艶有り」を指す場合、「造膜系塗料全般」を指す場合などが挙げられます。
      どのような仕上げを求めるかによって選定が異なりますので、ご不安な場合は弊社までお問い合わせください

    • 建築塗装仕様書に「UV塗装」って入っているんだけど、何を塗装すればいいですか?
      UV塗装は、紫外線(以下UV)照射で硬化するタイプの塗料を塗装することを指すケースと、UVをカットし木材をUVから保護する塗料を塗装することを指すケースがございます。
      ➀UV硬化型塗料塗装の場合
      基本的には、建築現場で塗装することができない塗料です。
      なぜなら、専用のUV照射機にて、正確な照射条件にて照射を行わないと、硬化不良が発生するためです。
      なので、建材メーカーの工場などでUV塗装が施された既製品を貼り付ける、という解決方法が主になります。
      ただし、床への塗装に限定するのであれば、施工業者様をご紹介することは可能です。詳しくは弊社までお問い合わせください
      ②UVカット型塗料塗装の場合
      セーフティワルツ スーパーサンガード」が該当します。

    • 屋内で土足の床にクリヤー塗装(塗膜を付ける)をしたいのですが、何を塗ればいいですか?
      木床の土足使用は非常に過酷な条件ですので「これを使えばどんな場合でも大丈夫」という塗料はございません。
      現場での塗装なのか工場での塗装なのか、どこまでを「使える」と判断するのか、などによってご提案が異なります。
      お手数ですが、問合せフォームより詳細をご連絡いただけますと幸いです。

    • 硬度9Hの塗料はありますか?
      「硬度」は鉛筆硬度のことと仮定してご回答します。
      結論としては、工場でのUV塗装の条件であれば、該当する塗料がございます。
      ただし、鉛筆硬度試験はガラス板等を下地として行われるため、木材へ塗装したものでは同様の結果とならない可能性がございます。
      問合せフォームより詳細をご連絡いただけますと幸いです。

    • 食品衛生法に適合した塗料はありますか?
      「食品衛生法」が「食品衛生法・食品、添加物等の規格基準 昭和34年厚生省告示第370号個別に規格された以外の合成樹脂製の器具又は容器包装(平成18年厚生労働省告示第201号)」のことを指しているのでしたら、VATON-FXほか多くの弊社塗料が規格に適合しております。
      単に安全性の裏付けのために当規格を求める場合は問題ございませんが、食品に触れるために規格適合が必要、ということでしたら、注意が必要です。
      ・従来は、「食品衛生法」※に適合している塗料であれば、食器へ塗装することができました。※食品衛生法・食品、添加物等の規格基準(昭和34 年厚生省告示第 370 号)
      しかし、令和2年に厚生労働省から「ポジティブリスト」という新しい制度が施行され、食品用器具及び容器包装(直接食品と接触する箇所)へのご使用は、「食品衛生法」適合のみでは基本的に不可になっています。
      ・現時点で「ポジティブリスト」の内容は確定されておらず、あくまで暫定とされています。「セーフティワルツ ネオデラック2020FF」は、現在のリスト内容には適合していますが、今後内容に変更があった場合は、不適合となる可能性がございます。

    • 「VATONプラス」、「水性バトンプラス」でF☆☆☆☆証明書を発行できますか?
      または、F☆☆☆☆を証明書発行できるWP塗料はありますか?
      日塗工発行のF☆☆☆☆証明書は発行できません。
      日本塗料工業会のホルムアルデヒド自主管理においてはJASS18M307で規定されている木材保護塗料を含む屋外用塗料は適用対象外となっているためです。
      「水性バトンプラス」はF☆☆☆☆「相当」である試験結果を示した書類は提示可能です。

    • 上塗り塗料の艶を調整したいのですが、どうしたらいいですか?
      艶を調整するためには2つの方法がございます。
      ①同じ上塗り塗料の異なる艶品を混合して艶を調整する
      ②「フラットベースSX-02」を混合して艶を調整する。
      詳しくはこちらのコラムをご参照ください。
      いずれの方法でも、目的の艶になるかどうか確認するために、本番塗装前に試し塗りをされることをお勧めいたします。
      例外として上記①の方法においては「セーフティーワルツ ウレボンフラット580MX」など、目標の艶を出すための配合比を提示できる塗料もございますので、必要に応じて弊社へお問い合わせください

    • OSCL仕様について、シーラーが「セーフティーワルツ ウッドシーラー金剛」ではなく「VATON-FX シーラー」に
      なっていますが、JISの仕様から外れませんか?
      そもそもOSCL仕様は「国交省『公共建築工事標準仕様書(建築工事編)』」にて規定されていない非公式の仕様です。
      そのため、JIS等の規格に沿った形である必要はなく、弊社は推奨塗料をご提案しております。
      VATONFXシーラー」には「VATONFX」の乾燥を速くする効果があり、「VATON-FX」の色をにじみにくくする「色抑え」の効果もあるため、推奨塗料としてご提案しております。

    • 「セーフティーワルツ ジャストリーカラー」は何で希釈すればいいですか?
      ワイピングベース(「セーフティーワルツ ニューPGAベース」)やシンナー(「セーフティーワルツ ポリウレタンシンナー」、「セーフティーワルツ #150ワイピングシンナー」)などがご使用いただけます。
      用途、形状に応じて使い分けとなりますので、ご不安な場合は弊社までお問合せください

    • VATON-FXフロアーの専用シンナーは何ですか?
      「VATON-FXフラット専用シンナー」をご使用ください。

    • 水性1液ウレタン塗料にはJASS規格はありますか?
      水性1液ウレタン塗料にJASS規格はございません。

    • 「VATON-FXナチュラルフィニッシュ」の塗布量、工程を教えてください。
      OS(ST)仕様と同じ工程です。

    • 松材でヤニが出て来るが、どの様に塗装すればいいですか?
      既に木材表面に出てきているヤニについては、削り取り又は電気ごて焼きのうえ、溶剤等でふき取ってください。(「国交省『公共建築工事標準仕様書(建築工事編)』より引用)
      屋内用途の場合、ヤニ止めシーラーとして「セーフティーワルツ ネオPRシーラー50-606」などがございます。
      ただし、ヤニの程度や塗装品の用途によっては適さない場合もございますので、ご不安な場合は弊社までお問い合わせください