MOKリバブラスト工法
MOKリバブラスト工法とは?
MOKリバシステムは、コンプレッサーで圧縮した高圧空気でメディア(ブラストに用いる粉)を吹き付けて、
木材の表面を削り、その後に保護塗装を行う塗り替え工法です。
ログハウスや神社仏閣など、屋外木部の塗り替えでは、旧塗装の除去が非常に重要です。
もしも、除去が不十分だと、目的の色に仕上がらなかったり、後から塗膜がはがれるなど、
様々なトラブルにつながります。
しかし、従来の除去方法では時間がかかりすぎたり、周辺環境に負荷がかかることも珍しくありません。
木部用ブラスト | 高圧洗浄 | 研磨 | 薬剤洗浄 | |
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メリット | ほぼ完全除去可能 除去後即塗装可能 |
手軽 | 手軽 | ほぼ完全除去可能 |
デメリット | イニシャルコストが高い | 旧塗装の除去は難しい 洗浄後即塗装不可 |
作業時間が長い 完全除去は難しい |
除去後即塗装不可 環境汚染リスク有 |
MOKリバブラスト工法は、従来の除去が抱える問題を解決する、
特許取得・最高グレードの屋外木部塗り替え工法として誕生しました。
工法特許番号:第4852170 号
国土交通省NETIS認定実績
MOKリバブラスト工法の
概要と特長
環境配慮
メディアは桃の種を粉砕したチップ。回収しきれなかったとしても土に還ります。専用の保護塗料も植物油を原料に使用した自然系塗料のため、環境に配慮した工法です。
美観回復
劣化木部を除去して塗装するため、紫外線やカビにより黒ずみ、汚れた木材でも、木目を活かして明るく、均一に塗り替えることが出来ます。また、吹き付け工法なので、研磨処理が難しい立体的な面も、短時間で均一に削ることが可能です。
耐候性向上
ブラストは劣化して脆くなった木部を除去するだけでなく、塗料の吸い込み量も2~3倍に増加させます。専用の保護塗料と組み合わせることで、耐候性が格段に向上します。
製品用途・事例
神社仏閣やログハウスなど、木質感を重視する案件を中心に、10年以上前から施工実績がございます。
従来塗料ではほとんど不可能である「木目を活かした浸透型塗装で10年以上の耐久」を実現した案件が複数ございます。
事例:網田焼の里資料館
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- 施工前
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紫外線劣化やカビなどの生物汚染により、建物全体が暗い印象になっていました。
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- 施工後(2013年)
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木質感を残したまま、新築時のような風合いに仕上がりました。
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- 10年経過(2023年)
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全体的に紫外線ヤケで色が濃くなっていますが、塗面は頑強な状態を保っています。
事例:江田船山古墳公園若園橋
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- 施工前
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川にまたがる吹き曝しの立地であり、灰色化と表面の脆弱化が進行しておりました。
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- 施工後(2013年)
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川の直上ということで自然環境への影響が懸念される案件でしたが、メディアが植物性ということもポイントとなり、ご採用いただきました。
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- 10年経過(2023年)
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全体的にやや退色と、ボルト周りに色の脱落は見られますが、塗面は頑強な状態を保っています。
よくあるご質問
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- 実際にブラストを試してみたいんだけど?
- 貴社や現場に訪問してデモ施工が可能です。詳しくは下記の問い合わせフォームからご相談下さい。
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- 施工を依頼したいんだけど、どこに頼めばいいの?
- 施工業者様をご紹介可能です。
興栄塗料機工株式会社 様(HPリンク)
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- 工期はどのくらいかかるの?
- 目安として、ブラスト工程は1日50㎡程度の施工が可能です。ブラスト後は間を置かずに塗装を行うことができます。
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- どのくらいコストがかかるの?
- 専用塗料2回塗り込みで、設計価格9,700円/m2です。(200㎡以上施工の場合)
予算が合わない場合、他にも塗り替えにお勧めの塗料がございますので、ページ下部のバナーよりご確認下さい。